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学校×社交ダンスプロジェクト活動報告①

2021年10月28日〜12月10日に東京都葛飾区立葛美中学校から体育の授業にお招きを頂き、3年生全クラスを対象に全5単位の社交ダンスの講習、並びに全クラス合同発表会を行って参りました。

第1回目の授業では、社交ダンスを生で見たことが無い生徒の皆さんに向けて、まず講師がデモンストレーションのダンスを披露。ペアダンスとはこのようにして2人で踊るものなのか、と実際に見て興味が湧いてきた様子でした。

その後、社交ダンスの成り立ちの話から始まり、「これはただのペアダンスではなく、世界中のダンスを一堂に集めたもの」と初めて知った生徒の皆さんは真剣に話を聞きこんでいました。

そしていよいよ実際に入門用種目の「マンボ」を全員で踊ってみます。「男性の合図によって女性が動く」という社交ダンスのルールの元、南米のリズムに合わせて男女向かい合いながら楽しそうに踊る姿を見て、思春期の中学生に社交ダンスは受け入れてもらえるのかという講師の不安も無くなりました。

第2回目からはそれぞれのクラスごとに別々のラテン種目を担当して踊る事になります。前回よりも複雑な発表用のステップに、最初は「難しい」と言いながらも真剣に講師の言葉に耳を傾け、リズム・ステップ・相手・隊形、という幾つもの事を同時に行うのはこんなに大変なのかと体感しながら、それでも次々とクリアしていくのはさすが中学生だと感心させられます。

また、それ以上に、男女で踊る恥ずかしさなど感じさせないほど、堂々と女子をリードしていく男子の姿は、遠い昔に恥ずかしながらフォークダンスを踊った我々の時代とは変わったなぁと驚くばかりです。

第3回目から第5回目まで講師によるマンボと発表用のダンスレッスン授業、さらにその後も3回の授業で学校の先生が指導しながら練習を重ねて、いざ12月10日の学年全体発表会を迎えます。(②に続く)