6月29日(日)都立芦花(ろか)高校にて開催された 東京都女子体育連盟主催の社交ダンス講習会へ参加して参りました。

この講習会は NPO法人社交ダンス文化振興会の学校プロジェクト企画にも携わっている熊井郁美さんが講師を務められ、当法人からもお手伝いとして参加いたしました。
東京都女子体育連盟は、ダンス教育の研究・発展に取り組んでいる学校の先生方の組織であり、熊井さんも教員時代から中高生のダンス発表会や授業づくりの研究、サポートに携わってこられました。
当日は夏の日差しが強く暑い一日でしたが、12名の女性の先生方(中学校・高校の体育教師やダンス部顧問)が参加され、日曜日ということもありお子様を連れて参加された先生もいらっしゃいました。
はじめに熊井&梅田ペアによるサンバとワルツのデモンストレーション。皆さん間近で見る社交ダンスに見入っており、これから始まる講習への期待で笑顔があふれていました。

講習はマンボからスタートしました。2列に向かい合いリーダー・パートナーを決めてのステップ練習では、体育の先生方らしく覚えが早いだけでなく、ステップの段階から全身でリズムを感じて踊られていたのが印象的でした。
後半のチャチャチャでは手を取り合って振付を行い、ステップだけでなくフリーアームの使い方やオリジナルのラインまで美しく決まっていました。周りで遊んでいた子供たちも自然と輪に入り、一緒に楽しそうに踊る姿がとても微笑ましかったです。

講習の最後には熊井&梅田ペアによるルンバのデモンストレーションが披露され、参加された先生方も大きな拍手と笑顔で講習会を締めくくりました。

このような活動を通じて、社交ダンスが学校教育の中で体育・ダンス授業の一つとして広がり、若い世代が社交ダンスを楽しめる機会が増えることを心より願っております。
東京都女子体育連盟 HP